ホーチミン市は首相指示である16号(16/CT-TTg)に沿った社会的隔離措置延長の可能性示唆。
ホーチミン市共産党委員会は新型コロナウイルス感染症の増加防止対策として、9日午前0時より15日間 ホーチミン市内全域に最も規制が厳しい首相指示第16号に沿った社会的隔離措置が適用されているが、感染者数は増加し続けている状況に、首相指示第16号/CT-TTgに沿った社会的隔離措置の適用期間を延長する可能性を示唆しました。
現在でも社会的隔離措置適用の期間中は「感染者の特定・隔離に向けた市民の大規模な検査の実施」「特に重症患者を優先した感染者の隔離と治療」「市民のワクチン接種」を中心に対策には取り組んでいます。
13日午後に開かれた記者会見でホーチミン市共産党委員会のファン・バン・マイ副書記は今後の対応について3つのシナリオを検討しているとした。
シナリオ1
市が第4波を制御できた場合、首相指示第16号より規制が緩い首相指示第15号/CT-TTgまたは首相指示第19号/CT-TTg、あるいは首相指示第16号より規制が若干緩い「首相指示第16号マイナス」の適用を検討する。
シナリオ2
感染者数が増加を続け、市が第4波を制御できない場合、当面の間は首相指示第16号の適用を継続する。
シナリオ3
感染者数が急増し制御不能に陥った場合、より強力な封鎖措置などを講じる。
7月15日午前9時 ベトナムの新型コロナウイルスの状況 | |
感染者合計 | 約38,239人 (+2,830人) |
死亡者数 | 138人 (+6人) |
回復者数 | 約9,624人 (+---人) |
また、ホーチミン市人民委員会は13日、新型コロナウイルス感染症の対策をしていない企業に対して15日午前0時から事業活動を停止するように指示をしました。事業活動を継続するには条件として下記の対策を確保しなければならないとの事です。
◇3つの現場◇
「現場での生産」「現場での食事」「現場での休憩・宿泊の体制の確保」
◇1つのルート・2つのスポット◇
「1つのルートのみを通って労働者を住居(社員寮やホテルなどの宿泊施設)から生産現場に輸送する」「往来は住居と生産現場のみとする。」
この条件を確保出来ない企業は15日午前0時から通知が来るまで事業活動を一時停止しなければならないとの事、この「現場での休憩・宿泊の体制の確保」が普通の工場や会社では不可能に近いですね、、、上記の条件を確保していても審査をし保健局から承認を得られないと事業の再開は不可能との事。更に7日ごとに従業員の新型コロナウイルス感染症の検査をしなければならず、費用は企業側の負担とする。
これでは殆どの企業が事業停止を余儀なくされますね。知り合いのベトナム人に聞いたところ会社は事業停止しているがノートパソコンは持ち帰って軽く仕事はしていると言っていましたが給料は出ないそうです、、いつになったら収束するのでしょうか。。。
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