2021.8.10【ベトナムの新型コロナウイルス感染症の情報】23省・市中での新規の感染者は5,144人とピークは過ぎた？ワクチンは？

8月10日午前の発表で23省・市中での新規感染者は5,144人と確認される。

8月10日午前中の保健省の発表によりますと23省・市中での新規の感染者は5,144人と確認されております、また海外からの入国者5人も陽性反応がありました。先日からビンユン省の感染拡大が懸念されていますが今日の発表でもホーチミン市が2,490人に対してビンユン省は1,325人とホーチミン市の感染者数に迫ってきております。

死者数も最近は増加している感じを受けます、今朝の発表では+360人の3,757人と一気に増えた印象を受けます。

8月10日　ベトナムの新型コロナウイルスの状況
感染者合計	約224,898人　（+9,334人）
死亡者数	3,757人　（+360人）
回復者数	約75,920人　（+4,423人）

ホーチミン市の保健局はシノファームワクチン（500万回分）の寄付の取引と使用等の明確化の為に保健省に公式の回答をしました。

最初の出荷分である100万回分のワクチンが7月31日にホーチミン市のタンソンニャット国際空港に到着したが、市はまだ品質管理を保留中の中国のワクチンを展開していないとHCM市の人民委員会の副委員長ドゥオン・デュオン・ドゥックは8月3日に記者会見で語った。ワクチン投与は自発的にかつ無料であると付け加えております。

現在ベトナムでは西洋のワクチンであるアストラゼネカ、ファイザー、モダナに依存しており、WHOと保健当局が緊急使用のために中国製のワクチンシノファームワクチンを承認したにも関わらず、中国のクオリティーに不安や懸念を抱いているとの事ですが、6月下旬に中国政府から寄贈された50万回の投与量の一部としてのシノファームワクチンはベトナムの多くの地域、特にベトナムに住む中国人、北部の国境地域、そしてビジネスや研究のために中国に行きたい人のために投与されています。