Binh Duong省(ビンユン省)で新型コロナウイルス感染症の治療中患者は10,365人
保健省の統計によりますと昨日10月19日のビンユン省での新型コロナウイルス感染症の新規感染者数は500件と発表されました、感染者が多くいる地域は閉鎖された地域に最も集中しているそうです。今年3月頃からの感染流行の第4波から現在までビンユン省だけで見ますと感染者合計は226,353件になり、うち2,307人が亡くなっています。回復した人は222,537人ですが未だに治療を受けている人が10,365人います。10,365人の内訳では7,667人は医療施設で治療中で2,698人は自宅で治療を続けております。
10月20日午前 ベトナムの新型コロナウイルスの状況 | |
感染者合計 | 約870,255人 (+----人) |
死亡者数 | 21,344人 (+----人) |
回復者数 | 約794,846人 (+----人) |
現在治療中(更新されず) | 約-----人(+----人) |
保健省の発表では昨日の新型コロナウイルス感染症の国内新規感染者は3,034件となっております。前々日は3,168件ですので緩やかに減少しています。ホーチミン市が907件、ビンユン省が500件、ドンナイ省が371件、タイニン省が104件、アンザン省が134件、ソクチャン省が200件(以下省略)となります。
世界の新型コロナウイルス感染症状況
英国の状況
英国の現在の状況は、1日での新型コロナウイルス感染症の新規感染者は50,000人近く(月曜日は49,156人)にのぼっております。これは世界でも最も1日あたりの感染率が高い国とランク付けされています。昨年2020年に世界中にパンデミックを起こした時に英国はヨーロッパで最も高い感染者数と死亡者数の記録を発表し大きな打撃を受けましたが予防接種プログラムを迅速に行い感染を抑制しました。しかし今の現状は再流行と共に世界で一番感染率が高い国となっています。
ここ3か月で英国の感染者数は840万人を超えており、陽性結果が出た患者が28日以内に45人の新規死亡者もだしております。死者合計数は138,629人とアメリカ、ブラジル、インド、メキシコ、ロシア、ペルー、インドネシア、に続き8位にランクされています。
英国の再流行の原因
英国の再流行の原因として専門家は、理由はさまざまですが中途半端なマスクの使用(公共交通機関などでマスクが必要な場合でもルールを守らない)によって再流行したと述べています。また10代の若い世代が予防接種に躊躇している事や、9月には学校を再開した事も再流行の原因として挙げられています。
もう一つは皮肉なことに、英国がワクチン接種を他のヨーロッパ諸国よりも早く行った事により特に高齢者でワクチンの有効性が低下している事も原因のひとつと述べています。ワクチン接種後の約6ヶ月後には免疫力が低下することがデータで分かっており、ワクチンの有効性の低下と免疫力の低下している時期にデルタ株が猛威を振るったのも関係しているとの事です。
デルタ株の亜種、AY.4.2
英国の健康安全保障局はデルタ株の亜種、「新たにAY.4.2として指定されたデルタ亜系統が英国で拡大していることに注目されている」と述べており、サブタイプを監視しているとの報告を発表しました。正式にはAY.4.2として知られているデルタサブタイプは、標準のデルタ株よりも伝染性が10〜15%高いと報告されていますが、英国での症例で急増を引き起こしているかどうかをは時期尚早とも述べています。
10月20日午前 世界の新型コロナウイルスの状況 | |
感染者合計 | 約241,982,183人 (+----人) |
死亡者数 | 4,922,902人 (+----人) |
回復者数 | 約2193,028,226人 (+----人) |
現在治療中(更新されず) | 約-----人(+----人) |
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