現在治療中の重症者は3,300人ちかく、ホーチミン市での感染流行の高リスク地域は2つ。
現在治療を受けている重症患者の数は3,280人であり、そのうち次のものが含まれます。-マスクを通して酸素を呼吸する:2.322人、-HFNC高流量酸素:521人、-非侵襲的人工呼吸:116人、-侵襲的人工呼吸器:308人、-ECMO:13人であり、過去07日間に記録された平均死亡数は64人となります。ベトナムでのCOVID-19によるこれまでの総死亡者数は22,531人で、感染総数の2.4%を占めています。「F0やF1の意味とは?」はこちらのリンクよりどうぞ。
11月7日の時点ではホーチミン市はまだレベル2のイエローゾーンになります(中リスク)。オレンジゾーンのレベル3の高リスクの地域はニャーベ地区とホクモン地区が指定されています。今まではホーチミン市はイエローゾーンとグリーンゾーンのみでしたがオレンジが追加されました。
ベトナム国内の新型コロナウイルス感染症の1日の新規感染者
11月7日の保健省の発表によりますと、1日の新型コロナウイルス感染症の新規感染者数は7,646件と発表しております。11月から見てみますと11月1日では5,598件と5,000件を超えており多少の上下はありますが11月3日には7,000件を超え翌日には約6,500件、11月5日には7,504件、11月6日には7,491件、そして昨日が7,646件とV字グラフになっています。
そのうち15件は海外からの入国者で、7,631件の内訳はホーチミン市が1,009件、ビンユン省が826件、ドンナイ省が997件、キエンザン省が398件、アンザン省が427件、ティエンザン省が233件、タイニン省が393件、カントーが210件、ビントゥアン省が279件、ソクチャン省が238件、ダクラク省が151件、ブンタウが150件、バクリュウ省が298件、カマウが184件(150件未満以下省略)となります。 何故また再流行の兆しがあるのか?と問われれば色んな背景があると思いますが、大きいのは緩和後の省をまたぐ移動やお店の再開に踏み切ったのが少し早かったのではと個人的に思います。また例えばロックダウン前からお店は閉鎖されましたが、実際は闇営業しているカフェやレストラン、床屋もあれば隔離地域なのに抜け道があって移動している人達も沢山いました(本当に必要な買い物をしている人は除きます)。
ベトナムの世界での感染者数ランクは223の国と地域では38位と前の順位よりも少し上がっています、100万人での感染者比率は151位とランク付けされています。平均すると100万人ごとに9,833件の感染になります。
11月8日午前 ベトナムの新型コロナウイルスの状況 | |
感染者合計 | 約968,684人 (+----人) |
死亡者数 | 22,531人 (+----人) |
回復者数 | 約840,402人 (+----人) |
現在治療中(更新されず) | 約-----人(+----人) |
ベトナム国内の新型コロナウイルス感染症のワクチン接種状況は? ドンナイ省でも15歳~17歳のワクチン接種を開始。
11月6日にワクチン投与されたのは1,214,737回分と発表されています、注射されたワクチンの総投与回数は89,620,701回になります。そのうち1回目の接種は60,845,405回、2回目の接種は28,775,296回になります。
南部の19の省と市の18歳以上の人口は約2,770万人であり、この地域に割り当てられたワクチンの総数は5,170万回分です。18歳以上の97.4%が一回目のワクチン接種を終えており、2回目のワクチン接種を終えているのは51.5%になります。12歳〜17歳の子供に対するCOVID-19のワクチン接種 については 、すべての地域で安全に注射されており今までのところ注射後に重篤な反応が見られることはないとの事です。
11月7日の朝、ドンナイの地方自治体は、15歳から18歳未満の学生を対象にCOVID-19の予防接種計画を実施し始めました。これまでに省内の18歳以上のCOVID-19に対するワクチン接種率は74.1%に達しており、その数は180万人以上に相当します。省は人々への2回目のワクチン接種の進行を早めるための努力を続けており、15〜17歳の子供への予防接種を開始しています。2回のワクチン接種を受けた65歳以上の人の割合は93%に達しています。
【世界の新型コロナウイルス感染症状況】 シンガポールで小児多系統炎症性症候群の新たな症例を報告
シンガポールは11月6日の土曜日に、新型コロナウイルス感染症の新規感染者3,035件を報告しました、また新型コロナウイルス感染症に関連する合併症のために12人が死亡しました。シンガポールは、感染の拡大を阻止しようとしていますが、新型コロナウイルス感染症の症例数が増加する中で、まれなウイルス関連の小児多系統炎症性症候群の新たな症例を報告しています。
保健省の声明では、パンデミックの開始以来8,000件を超える小児COVID-19症例の中に「まれであると考えられている」4つの感染症があると述べました。メディアによりますと、今年の10月から11月の間の2か月で8歳までの子供が4人全員が入院したとの事です。この4件のうち、1つは4歳児が人工呼吸器を使用して呼吸している小児集中治療室(CICU)で治療しており、1つは一般病棟にて治療中、後の2件は既に退院しています。2020年5月の国際レビューによると、マルチシステム炎症性症候群(MIS-C)の発生率は0.14%であり、COVID-19感染症のすべての子供たちの10,000例中14例に相当すると同省は述べています。
一旦は流行が収まったと思われたシンガポールですが先週末あたりから増加傾向にあり、土曜日の時点ではパンデミックの開始以来215,780件のCOVID-19症例と480人の死亡を報告しています。
世界の新型コロナウイルス感染症状況
11月8日午前 世界の新型コロナウイルスの状況 | |
感染者合計 | 約250,370,903人 (+----人) |
死亡者数 | 5,062,335人 (+----人) |
回復者数 | 約226,626,914人 (+----人) |
現在治療中(更新されず) | 約-----人(+----人) |
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