ハノイ市でも数百のF0症状を記録し流行レベル2から引き上げか?
11月5日のハノイのコロナウイルス感染症のレベルは2で中リスクのイエローゾーンに指定されています。もし引き上げる場合には48時間以内に市民や組織、企業に通知しなければなりません。またハノイの保健省の情報によりますと、11月8日の午後6時から11月9日の午後6時までハノイ市は222の陽性症例を記録しており、そのうち97件が封鎖エリアの隔離地域でとの事です。この数字はCOVID-19の流行がベトナムで発生して以来、ハノイで初めて記録した1日で最も多い症例数になります。「F0~F5とは?」はこちらをどうぞ
最近ハノイはコミュニティでF0症例を継続的に発生させておりますが、感染源の特定は不明です。昨日はハノイは222件の事件を記録し、そのうち105件はコミュニティ外でした。それに対してハノイ保健省の局長のハ氏(Trần Thị Nhị Hà)は都市の流行状況を予測することは非常に複雑で予測不可能になるだろうと述べております。
ハノイはエピデミック状況の進展に基づいてエピデミックの予防と管理措置を引き続き調整し、決議128の規定に厳密に準拠し、現在の状況や特定の地域の状況に柔軟に適応できるようにするとの事です。
ベトナム国内の新型コロナウイルス感染症の1日の新規感染者
11月8日の午後4時~11月9日の午後4時までの1日の新型コロナウイルス感染症の新規感染者数は8,133件と発表しております(海外からの入国者での感染者は4件を含む)。前日の新規感染者数は7,988件ですので約150件ほど増加しています、ここ1週間だけのグラフで見ますと右肩上がりとなっており更に注意が必要と感じます。イオンなど大きなショッピングモールは店内に入るのにはワクチンを終えている証明をアプリやQRコードなどで証明しないと入れませんし、小さな赤ちゃんや子供は入る事も出来ません。大きなところは感染対策に徹底している感じは受けますが、ロックダウンの緩和後に近くの大きな工場(従業員だけで5万人以上います)の近くのローカルな市場は以前と同じように混雑しているのが現状です。マスクはしていますがとてもコロナ感染を予防しているとは思えないのが現地の現状です。
新規感染者8,133件のそのうち4件は海外からの入国者で、内訳はホーチミン市が1,276件、ビンユン省が619件、ドンナイ省が923件、ティエンザン省が233件、アンザン省が557件、タイニン省が241件、キエンザン省が291件、ドンタップ省が379件、カントーが163件、ビントゥアン省が279件、ソクチャン省が572件、ブンタウが154件、バクリュウ省が232件、チャーヴィン省が180件、ビンロン省が154件、カマウが285件、ダクラク省が197件、ハノイが268件(150件未満以下省略)となります。 以前としてカントー周辺の省で感染者数が増えている傾向にあるのが分かります。またハノイでも268件となっていて更に増えていく可能性が非常に高いと感じます。何かのきっかけで爆発的に感染者が増えてしまうとホーチミン同様にハノイでもロックダウンが始まるかもしれません。今からでも最低限5Kを守っていくべきですね。「5Kとは?」はこちらからどうぞ。
ベトナムの世界での感染者数ランクは223の国と地域では38位と前回の順位と変わりません、100万人での感染者比率も変わらず151位とランク付けされています。平均すると100万人ごとに9,996件の感染になります。
11月10日午前 ベトナムの新型コロナウイルスの状況 | |
感染者合計 | 約984,805人 (+----人) |
死亡者数 | 22,686人 (+----人) |
回復者数 | 約842,800人 (+----人) |
現在治療中(更新されず) | 約-----人(+----人) |
ベトナム国内の新型コロナウイルス感染症のワクチン接種状況は?
保健省の午前の発表では11月8日に、1,536,448回分 の新型コロナウイルス感染症の予防ワクチンが接種されました。したがって接種されたワクチンの総投与回数は92,211,330回になります、そのうち1回目のワクチン接種は61,907,563回、2回目のワクチン接種は30,303,767回になりました。
また11月9日の時点では、12歳~17歳の子供の為の新型コロナウイルス感染症のワクチン接種はホーチミン市を含む12の省が展開しており、既に約100万回分のワクチン接種が子供たちに行われました。現時点のニュースでは重大な副反応が出たとのニュースがありませんので今後も拡大してくと思われます。
【世界の新型コロナウイルス感染症状況】 ファイザーはHIV薬と一緒に使用されるCOVID-19ピルが入院または死亡を89%削減すると述べる
Pfizer(ファイザー)は金曜日に、広く使用されているHIV薬と組み合わせて使用される投与が容易なCovid-19ピルは、ウイルスにさらされた高リスクの成人の入院または死亡のリスクを89%削減したと述べました。
これは、メルク(ドイツ・ダルムシュタットを本拠とする化学品・医薬品メーカー)に次ぐ2番目の抗ウイルス薬であり、最初の兆候でCovidを治療するため強力な効果を示しています。規制当局によってクリアされた場合、進行中の世界的大流行における大きな影響を与える革新的なものになる可能性があります。ファイザーは、症状の発症から5日以内にHIV薬と組み合わせてピルを投与された607人の試験参加者のうち6人が入院し、死亡者はゼロであったと述べた。これは、プラセボを投与された612人のうち41人が入院し10人が死亡したことと比較されています。
世界の新型コロナウイルス感染症状況
11月10日午前 世界の新型コロナウイルスの状況 | |
感染者合計 | 約251,225,848人 (+----人) |
死亡者数 | 5,074,761人 (+----人) |
回復者数 | 約227,460,064人 (+----人) |
現在治療中(更新されず) | 約-----人(+----人) |
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